先日この映画がBSで放映され、満を持して見ました。というのも「これって
"安寿と厨子王"だよな」という思いが最初にあったので。
「安寿と厨子王」は、子供の頃に東映制作のアニメ映画を見ましたし、絵本も
読みました。そして私の人生の中で最も心に残る物語の一つです。
ただし小学生低学年だったので、昔の日本が舞台で~人さらいに会って~母と子
が離れ離れになって~最後に親子が再会する、という位しか記憶にありません。
ただ悲しい物語の割にアニメ映画の美しい映像が心に残り、むしろ好意的に
見ていました。
後に森鴎外の原作があること、それが映画化されていることを知りました
が、読んだことも無ければ、見るのも初めてでした。
アニメの印象が強く「だって安寿と厨子王だろ」と高を括っていたのですが、
約2時間の全編が重い空気に包まれ、画面を凝視し続けました。(久々の経験)
最後こそ何となくハッピーエンドなのですが・・・
山椒大夫 あらすじと感想
フル動画がアップされていました。
明日に続きます。