ジョニーは戦場に行った

先日BSで放送されたこの映画をやっと見ることができました。

たしか私が中学生だった頃に公開されたのですが、当時ラジオで聴いた淀川
長治さんの解説が余りにおどろおどろしくて、反戦映画の名作とは聞いてはい
ましたが、長年封印して来たのでした。

しかしブログを書いてる途中にこの映画のことを思い出し、「そろそろ見ても
良いかな」と思っていた所でした。

第一次大戦時にヨーロッパ戦線で爆弾により手足と口、鼻、耳を失ったが脳
はしっかり生きているアメリカ兵を描いた物語ですが、それだけ聞くと単なる
悲劇に聞こえるかも知れません(私も長年そう思っていました)が、何とも言え
ない不思議な映画でした。

戦場に行く前の回想シーンはまだしも、負傷後の脳内での想像シーンなど、
なんだかフェリーニ風の幻想的に描かれたシーンも多々ありましたし、哲学的
な要素もありました。

「何だかいろいろ面白い映画じゃないか」と思った位ですが、好みは分かれると
思います。

ただ、どこかのブロガーが「トラウマになった」と書いていましたが。私も10代
の頃に見ていたらトラウマになったかも知れません。

予告編です。


作者のドルトン・トランボは実際に同様な負傷を負った兵士から着想を得た
ということです。現実にこの様な人間を生み出す可能性のある戦争とは改めて
行ってはならない、と強く思いました。

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by cocosable | 2016-02-11 06:00 | 映画
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