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Go for broke ~当たって砕けろ

先週NHK-BSで放送された、第二次大戦末期にヨーロッパ戦線で活躍した
日系人部隊を描いたドキュメンタリ番組を見ました。
BS1スペシャル「失われた大隊を救出せよ~米国日系人部隊“英雄”たちの
真実」


私も日系人部隊の存在や映画化されていることは知ってはいましたが、詳細は
は知らなかったので興味深く見ました。

番組では当時敵国人として収容所に収容されていた若者達が志願せざるを得なか
った背景や、大統領による政治的な思惑なども紹介されていました。
史上最も多くの勲章を貰った日系部隊~第442連隊戦闘団

本番組のクライマックスは上記でも紹介されているテキサス大隊の救出作戦
ですが、ドラマ仕立てで描かれていました。

一向に進撃することが出来ない中、極度に披露した一人の兵士がgo for broke
と叫びながら突撃を始めたところ、周りが追随したことが局面打開、救出につ
ながったこと、同時に多大な犠牲者を出したことを紹介していました。別名
「バンザイチャージ」とも呼ばれていたそうです。(淡々と書いてしまい
ましたがそれはそれは壮絶な話でした)


それにしても比喩ではなく真に「当たって砕けろ」な訳です。


不謹慎かも知れませんが、それを見つつ「移民になっても日本人の本質は変わ
らないんだ・・・」と、しみじみ思ってしまいました。


現在は90歳を超えた生還者が「自分達は英雄だなんて思っていないし、英雄
と呼ばれたくもない」と涙ぐみながらに語るシーンが印象的でした。

Go for broke ~当たって砕けろ_c0356613_07491474.jpg



by cocosable | 2017-03-27 00:00 | 歴史
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